私はかなりの綺麗好きです。私の母親も祖母もみんな綺麗好きでしたし、綺麗な家にしか住んだ事がありませんでした。でも、私の母親は掃除はよくするので、埃や髪の毛が落ちている事はなかったのですが、整理整頓は苦手なのか、電話台の棚の引き出しとか、押入れの中は雑然としていました。
結婚し、自分の家を持った時には、「掃除は勿論、整理整頓も完璧にしたい!」と心に決めていました。私的には、まず物が多いのが絶対にダメです。物が多いと、そこに埃が溜まりやすくなるし、掃除がしにくくなるからです。
なので、私は服や靴や鞄といった女性がたくさん持っていそうな物も、最低限しか持たないようにしています。新しいスニーカーが欲しくなったら、今履いているスニーカーを捨てれるかどうかで、買うか買わないかを決めます。
思い出も、冷たいようですが、「心の中に残っているはず」と決めてしまい、アルバムはさすがに置いていますが、学生時代の成績表や、義務教育(小学校、中学校)の卒業証書など、ボンボン捨てる人です。
新婚当初の友達の新居にお邪魔すると、必ずと言っていいほど結婚式の写真やウエルカムボードが飾っています。私は埃につながる物は徹底的に排除するので、最低限の物をダンボールに残して、後は処分しました。なので、いっさい飾っていません。
私はやり過ぎの部類に入るかもしれませんが、実は、主人が私と正反対の何も捨てられないタイプの人間なのです。結婚当初、主人が持ち込んだダンボールは山ほどあり、それを取り敢えず感覚で、屋根裏倉庫に全部押し込んだのです。
最初からイライラしていましたが、子供も生まれバタバタしていて、あの闇のダンボールの山を放置していました。
そして3年が過ぎ、子供が高熱で1週間寝たきりになったのをチャンスに、あのダンボールを開封しました。すると、大事な物もまあ有りましたが、ガラクタ、ゴミもたくさん入っていました。
私は鬼になり、全部、必要そうor必要ではないはず、の2種類に分け、空き部屋に全て並べました。仕事から帰宅した主人は「何があったんだ?」と驚いていましたが、「勝手に
全部仕分けしたから、週末に確認して、ゴミは捨てて下さい!」と一応怒りを抑えて言いました。
主人は渋々週末に整理し、あまりの量に懲りたのか、それ以来は、ちょこちょこ整理してそうです。